出版社内容情報
《ゴッドファーザー》等を手掛けた稀代の映画・音響編集者がブッカー賞作家との絶妙の対話で映画編集の創造性のすべてを語り尽くす。
内容説明
『ゴッドファーザー』等を手がけた稀代の映像・音響編集者ウォルター・マーチとブッカー賞作家が語らい、名画を演出した編集の意匠を説き明かす。忘れ難いシーンの制作秘話、聴覚的「空間」の作り方、天才O・ウェルズのビジョンを再現する『黒い罠』修正の逸話…。
目次
FIRST CONVERSATION―サンフランシスコ(なんでもないような音;高校生の胸の内 ほか)
SECOND CONVERSATION―ロサンジェルス(車輪の発明とそのタイミング;殺しの音楽 ほか)
THIRD CONVERSATION―ニューヨーク・シティ(『カンバセーション…盗聴…』の編集;目に見えないパートナー ほか)
FOURTH CONVERSATION―サンフランシスコ(影響;ネガティブ版20の質問ゲーム ほか)
LAST CONVERSATION―トロント(喜ばしい不満;『オズ』の脚本執筆 ほか)
著者等紹介
オンダーチェ,マイケル[オンダーチェ,マイケル][Ondaatje,Michael]
スリランカ、コロンボ生まれのカナダの小説家、詩人。1943年、オランダ人、タミル人、シンハラ人混血の富裕な地主階級の家庭に生まれ、11歳で英国に移住。ロンドンのパブリックスクールを経て、62年にカナダへ移住し、市民権を得ている。The English Patient(『イギリス人の患者』土屋政雄訳、新潮社)で1992年の英国ブッカー賞を受賞。小説、詩集をはじめとする著作のほか、文芸誌Brichを受賞。小説、詩集をはじめとする著作のほか、文芸誌Brickを刊行、過去にはドキュメンタリー映画作品も手掛けている
吉田俊太郎[ヨシダシュンタロウ]
翻訳家。1965年東京都生まれ。早稲田大卒。90年代には英国に拠点を置き、日本のテレビ局向けドキュメンタリー番組制作にディレクターとして参加した。現在は英国と日本を頻繁に行き来しながら、映画・映蔵芸術を中心分野に翻訳活動をしている。十数冊の訳書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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