出版社内容情報
昨年話題となった書『神父と頭蓋骨』の主人公、テイヤールの主著。人間が存在する意義を、宇宙・生命・先行人類の進化に位置づける。
内容説明
イエズス会の司祭、そして北京原人の発掘に関わった科学者、テイヤールの主著。人類と神の存在を宇宙にさぐる、深遠な思想を展開。「生涯と仕事」を付した新版。
目次
第1部 生命が現われるまで(宇宙の素材;物質の内面;幼年期の地球)
第2部 生命(生命の出現;生命の膨張;デーメーテール)
第3部 思考力(思考力の発生;精神圏の展開;近代の地球)
第4部 高次の生命(人類集団の未来;集団を超えるもの―高次の人格;地球の最後)
著者等紹介
シャルダン,ピエール・テイヤール・ド[シャルダン,ピエールテイヤールド][Chardin,Pierre Teilhard de]
1881‐1955。フランスに生れる。1899年にイエズス会に入り、哲学、神学、地質学、古生物学を学ぶ。1911年司祭に叙階される。1914年第一次世界大戦に担架兵として従軍。1920‐23年パリのカトリック大学地質学助教授。1923年黄河流域学術調査隊の一員として中国に渡り、以降1946年までの大半を中国で過ごした。この間、ゴビ砂漠、オルドス地方の探険、インドからビルマ(ミャンマー)、ジャワに及ぶ学術調査旅行、さらに周口店における北京原人発掘調査などをおこない、地質学、古生物学の研究に情熱を傾けた
美田稔[ミタミノル]
1929年広島に生れる。駐日ベルギー大使館勤務を経て、現在翻訳に従事、特にテイヤールの翻訳に専念。日本テイヤール研究会代表。現代フランス思想専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hikarunoir
イボンヌ
kinka
あっちゃんのパパ