内容説明
ヒットラーの政権掌握後にドイツを去り、執筆活動を行ったジャーナリストによる、本人への取材に基づく伝記。ベルリン・フィルの常任指揮者として、ナチと協力・対立し、戦後の一時期演奏を禁止された、巨匠の生涯を鮮やかに記す。
目次
思いがけない動機
生い立ち―音楽の世界
その後の閲歴
音楽政治と政治
ヒットラーの登場
ヒンデミット事件
ゲーリングの陰謀
抵抗
祖国への復帰
著者等紹介
リース,クルト[リース,クルト][Riess,Curt]
1902年、ドイツのヴュルツブルクに生れる。ベルリンで成長、のちベルリン大学、ハイデルベルク大学(グンドルフにつく)、パリ大学およびミュンヘン大学に学ぶ。20年代アメリカで2年過ごし、帰国後演劇評論・映画評論で知られた。ヒトラーの権力掌握後、パリで「パリ・ソワール」紙の編集者となり、1934年同紙アメリカ特派員となる。第二次大戦後「ゲッペルス」伝を出版。1993年歿
八木浩[ヤギヒロシ]
1927年大阪に生れる。京都大学文学部ドイツ文学科卒業。元大阪外国語大学教授。1986年歿
芦津丈夫[アシズタケオ]
1930年和歌山県に生れる。京都大学文学部ドイツ文学科卒業。京都大学名誉教授。2001年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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