歴史の見方・考え方〈2〉史料から広がる歴史学

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歴史の見方・考え方〈2〉史料から広がる歴史学

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  • サイズ B5判/ページ数 248p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784634640993
  • NDC分類 207
  • Cコード C1020

出版社内容情報

『歴史の見方・考え方――大学で学ぶ「考える歴史」』の第2弾。
今回は、さまざまな歴史記述の根拠となる、史料の読み取り方・留意点に重きを置き、そこから歴史をどう捉えていくのか、見方・考え方を12の例でレクチャーする。
 わたしたちが普段目にする小説やマンガ、ドラマなどの「歴史もの」において、そのストーリーは完全な創作を除けば、何らかの根拠をふまえて描かれている。教科書や概説書などがそのベースになっているとしても、それらも研究書、学術論文などに根拠を求めている。そしてそれらを書く研究者たちが情報源とする、一番根底にあるものが「究極の情報源」ともいえる「史料」である。
 さまざまな性格をもつ史料をそれぞれどのように検討して歴史を考えていけばよいのか。歴史学者の研究の手の内をみせながら、一緒に体験してもらうようなイメージでその手法を紹介する。

内容説明

わたしたちが目にする「歴史」は何を根拠に書かれているのか?「究極の情報源」ともいえる「史料」の扱い方について、12人の研究者がそれぞれの視点から紹介する。

目次

第1部 古代(古代ギリシアのスポーツ事情―「断片」史料の見方;史書・伝承・史実―5世紀の倭王と地域;ある公主の不運―中国唐代の和蕃公主)
第2部 中近世(女奴隷から女王へ―中世エジプトの女王について年代記、地誌、文書、貨幣、碑文から考える;中世地中海の人の移動―ジャコモ・デ・ボカシオの遺言書を手がかりに;中世の武士の「家」意識―『難太平記』を読む;王母カトリーヌ・ド・メディシダの書簡が語ること―フランス宗教戦争の只中で;ジャハーンギールと『ジャハーンギール・ナーマ』―ムガル帝国君主が書いた歴史書)
第3部 近現代(嘉慶の宗教反乱はなぜ「白蓮教徒の乱」と呼ばれるに至ったか―歴史の記憶を塗り替えた史料をめぐって;検閲からみる1920年代日本の社会―「検閲」の資料学;KGBが捉えた「民意」―民情報告書の読み解き方~ウクライナ西部の場合;地域歴史資料のもつ豊かな役割―阪神・淡路大震災から考える)

著者等紹介

佐藤昇[サトウノボル]
1973年生まれ。神戸大学大学院人文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。