封印の島〈下〉

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封印の島〈下〉

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  • サイズ A5判/ページ数 439p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622073963
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

偏見と差別を乗り越え、ついに病に打ち勝った人々の勇気。愛する者のために払われた犠牲。60年を遡り、大きくうねりながら浄化と再生へと向かう家族の肖像。2007年度「ブリティッシュ・ブック・アワード」の新人賞を獲得。

著者等紹介

ヒスロップ,ヴィクトリア[ヒスロップ,ヴィクトリア][Hislop,Victoria]
オックスフォード大学のセント・ヒルダ・カレッジで英語英文学を学び、卒業後、出版社勤務をへて結婚。1990年、出産を機にフリーのジャーナリストとなる。教育や子育てに関する記事からスタートし、The Sunday TelegraphやThe Mail on Sunday,Woman & Homeなどにトラベル・ジャーナリストとして活動の場を得て、世界中をめぐる。デビュー作である『封印の島』は、2007年度「ブリティッシュ・ブック・アワード」の新人賞を獲得。世界20数カ国語に翻訳されている。現在、ケント州シシングハーストに、夫とふたりの子とともに暮らす

中村妙子[ナカムラタエコ]
1923年東京に生まれる。1954年東京大学文学部西洋史学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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白のヒメ

50
主人公が自分の結婚生活に疑問を感じていた時、両親と祖父母などの生き方を調べて振り返る機会が訪れる。それはハンセン氏病を患った過去のある一族の壮絶な苦悩の物語を知る事になるのだった。・・・どんな環境にあれども、その時の自分が自分の良心に従って生きているのならば、それこそが幸せなのだなーと、改めて思わされた。ハンセン氏病というテーマから読後は重いかなと思っていたら、大大円のハッピーエンドでほっとしました。良書です。2016/03/27

星落秋風五丈原

26
婚約者と結婚の話が大詰めになってきたアレクシスは、これまで過去を一切語ってこなかった母ソフィアから、突然島を訪れるよう言われる。ソフィアの曾祖母エレニから物語は始まり、祖母マリアと姉アンナへ続く。上巻は発病したエレニが島に赴き、子供達に学問を教えることで生甲斐を見出しながら亡くなるまで、下巻は年ごろになった娘たちの恋愛事情から始まる。2022/07/08

fig

6
無知や噂、世論という、捉えどころがはっきりしないながらも恐ろしく強大で時に悪意に満ちたものに、立ち向かいあるいは耐えながら、自分の人生そして愛する人々の人生を豊かなものにしようとする登場人物たち。ギリシャの片田舎の村と、そのすぐそば、ハンセン病のコロニーである島とで展開する、病気だけに焦点を当てたのではない繋がりと愛情の物語は、スピーディーな展開ながらも、読後の身の内に響くものを残してくれた。2009/10/25

三月★うさぎ

4
ハンセン病という重いテーマなのにそれだけで終始せず、家族の物語として面白く読めた。最初に結末が暗示されていたので、安心して読めた気がする。アンナとソフィアは、ご都合キャラぽくて深みがなくて残念。訳者が言われているように、すべての人がハッピーエンドではないだろう。ハンセン病の問題はもっと重いはずだ。そのような差別があったことを私はもっと知らなければならない、と思わされた本だった。2010/07/12

タペンス

3
 図書館で偶然手にとった本。それにしてもみすず書房っていい本だすなあ。自分もマリアのように前向きに生きたいと思うけど、これがなかなか難しい。2016/12/17

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