釈尊のご生涯をたずねて―「仏さま」の実像とその教え

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釈尊のご生涯をたずねて―「仏さま」の実像とその教え

  • 森 政弘【編著】
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  • 佼成出版社(2023/09発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 576p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784333029075
  • NDC分類 182.8
  • Cコード C0015

出版社内容情報

雑誌『躍進』(佼成出版社刊)で連載されていた「釈尊のご生涯を訪ねるロボット童子の旅」の書籍化企画です。悟りを求めて師を訪ね歩く『華厳経』の善財童子にあやかり、ロボット工学の権威である森政弘氏が、現代を代表する仏教学者や宗教学者(計14人)と対談を重ね、釈尊の生誕から入滅までの生涯を訪ねます。
本稿では、釈尊在世当時のインドの文化的背景を鑑みながら、出家、悟り、布教伝道、入滅に至るまでの釈尊の心情の変化なども考察。その内容は、仏教学の各分野に精通した学者との対話によって釈尊の生涯や人物像を克明に描くだけでなく、釈尊が発見された真理の核心を現代に生きる人間にあてはめて究察し、かつ仏教が現代に伝えられていることへの意味にまで言及する奥深いものです。多角的に釈尊の生涯を分析し、人間が生きることの意味をも明らかにした点で類書と差別化を図っています。
本稿の構成は、【童子敬白(釈尊の悟りへの道程を辿っていく上での森氏の心情)】→【釈尊伝のストーリー】→【森氏と学者の対話文】を繰り返しており、読み進めやすさを考慮した。ロボット工学の研究を通して人間についての理解も深めてこられた森氏が、仏教の研究を始められた当初の原稿であり、探究によって生じる疑問を次々と解き明かしていくプロセスもまた一興です。

内容説明

釈尊は何を思い、何を伝えたのか―。昭和~平成の仏教学を牽引した碩学、14人へのインタビューを通して“人間釈尊”の姿を描き出す。初期仏典研究に裏打ちされた知見を、ロボット博士によって引き出された簡潔・平易な表現でお届けする「釈尊伝」入門書!

目次

釈尊が誕生された釈迦国と当時のインド社会 ゲスト―奈良康明(駒澤大学教授)
釈迦国の王子としての生活と青春時代の苦悩 ゲスト―奈良康明(駒澤大学教授)
約束された王位を捨てる出家の決意 ゲスト―常盤勝憲(壷阪寺住職)
欲望に閉じ込められた人類を解放するための恐るべき苦行 ゲスト―常盤勝憲(壷阪寺住職)
悟りは、どのようにしてやってきたか ゲスト―増谷文雄(宗教学者)
“縁起の公式”がどのようにして人間の救いの原理となったか ゲスト―増谷文雄(宗教学者)
この世のすべての人々のために法を説く決意 ゲスト―水野弘元(駒澤大学副学長)
苦行をともにした五人の比丘たちへの初転法輪 ゲスト―水野弘元(駒澤大学副学長)
ベナレスの豪商ヤサ一家の三帰依 ゲスト―前田惠學(愛知学院大学教授)
一切衆生の利益と安楽のための「伝道宣言」 ゲスト―前田惠學(愛知学院大学教授)
一挙に千二百五十人の僧伽を確立した釈尊のマガダ国への伝道の旅 ゲスト―平川彰(東京大学名誉教授、早稲田大学教授)
平和を実現するための僧伽が守らねばならない戒と律 ゲスト―平川彰(東京大学名誉教授、早稲田大学教授)
新興都市の在家の人々の間に広まっていった仏教 ゲスト―奈良康明(駒澤大学教授)
在家信者に対する人間完成のための釈尊の教え ゲスト―奈良康明(駒澤大学教授)
故郷・釈迦国訪問と父・スッドーダナ王の教化 ゲスト―舟橋一哉(大谷大学名誉教授)
カピラ城での王族の青年たちの教化 ゲスト―舟橋一哉(大谷大学名誉教授)
祇園精舎を寄進したスダッタ長者の帰依 ゲスト―宮坂宥勝(名古屋大学教授)
当時の超大国・コーサラへの布教とパセーナディ王の帰依 ゲスト―宮坂宥勝(名古屋大学教授)
マハーパジャーパティ妃の願いによって成立した比丘尼教団 ゲスト―佐藤密雄(佛教大学教授)
求道心に燃えて厳しい戒律の下で修行に励んだ比丘尼たち ゲスト―佐藤密雄(佛教大学教授)〔ほか〕

著者等紹介

森政弘[モリマサヒロ]
1927年(昭和2年)、三重県に生まれる。名古屋大学工学部電気学科卒業。工学博士。東京大学教授、東京工業大学教授を経て現在、東京工業大学名誉教授、日本ロボット学会名誉会長、中央学術研究所講師等を務める。ロボットコンテスト(ロボコン)の創始者であるとともに、「不気味の谷」現象の発見者であり、約五十年にわたって仏教および禅の勉強を続け、仏教関連の著作も多い。紫綬褒章および勲三等旭日中綬章を受章、NHK放送文化賞、ロボット活用社会貢献賞ほかを受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。