内容説明
子どもが自ら選び、決める学級には、命令や指示ではなく、質の高い“問い”がある。
目次
序章 質の高い「問いかけ」には力がある
第1章 子どもたちの手で学級を築いていくための問いかけ(学級開き(学級開きで一年の抱負を分かち合うとき)「いいクラス」ってどんなクラスだと思う?
教室づくり(新しい教室のリフォームを考えていくとき)みんなが使いやすいように置いてもらえるかな?
学校で学ぶ意義(学校で学ぶことの意義を話し合うとき)私たちは、どうして学校で学習をするのだろう? ほか)
第2章 自律的な学習者を育むための問いかけ(授業開き(授業開きで学習に取り組む目的を子どもたちと確かめ合うとき)どんなメガネで見ることができるかな?
めあて(自分で決めためあてに向かって取り組むことの大切さを確認するとき)自分のコントローラーを手放さずに取り組めたかな?
目標設定(自分に合った目標設定の仕方を取り入れるとき)スマートなめあてができた? ほか)
第3章 子どもたちの力で学校生活をよりよくしていくための問いかけ(感情のコントロール(泣いたり怒ったり興奮している子どもに声をかけるとき)自分を落ち着けるには何をしたらいいか知ってる?
けんか(子ども同士のけんかの仲裁に関わるとき)じゃあまず一番大事なことの確認からするね?
暴言・暴力(友だちから暴言や暴力を受けたことに助けを求められたとき)先生が助けられるのはどんなこと? ほか)
著者等紹介
橋本卓也[ハシモトタクヤ]
1989年、横浜市生まれ。千葉大学教育学部を卒業。現在、横浜市公立小学校に勤務。公認心理師の資格をもつ。モットーは「打ち上げ花火より、線香花火」で、どの学校のどの先生でも実践できる持続可能な教育活動の在り方を模索中。現在も、自分の教室で様々な「あたりまえ」の改善に子どもたちと取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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