内容説明
ブナ森の癒し、清冽な水、山里の暮らし、岩魚や山菜―豊饒なる森と水が醸しだす、香気あふれる叙情。すべての山好き、本好きに贈る書き下ろしエッセイの饗宴。
目次
豪雪の山暮らしと、水源の岩魚、筒蛙のことなど(遠藤ケイ)
高い山から深い山へ(服部文祥)
栗駒山日記(深野稔生)
雨の赤城山(立松和平)
弥太蔵谷から音谷―黒部、もう一つの秘境(佐伯邦夫)
黒部、剱沢大滝を登る(本図一統)
南海に浮かぶ森と水の島(手嶋亨)
イワナ群れなすブナ森に遊ぶ(瀬畑雄三)
森の恵みの今昔(西沢信雄)
早春の山里、会津(高桑信一)
ふるさとのブナの森
息子と歩く里山
生滅流転の山や川
悔恨の森
雨の降るブナの森
ウラシラカミ
著者等紹介
高桑信一[タカクワシンイチ]
1949年生まれ。フリーライター、山岳渓流ガイド、取材カメラマン。2002年より企画事務所「ろうまん山房」を主宰。奥利根をはじめ未知の渓谷遡行や雪稜登高を中心とした活動を続けてきた。消えゆく山里の文化や生活の記録を残すことをライフワークとする
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