女たちの絆

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  • サイズ B6判/ページ数 335,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622071426
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C1010

内容説明

ジェンダー概念の限界を超え、理想自我としてのフェミニズムを掲げる。現代思想書でありながら、母から娘へ、娘から母へ贈りたい、D.コーネル渾身の一冊。

目次

1 夢を引き継ぐ
2 女性的なるものの冒険
3 「証言」とあるべき共同体
4 尊厳ある労働のための協同―ユニティに向かって
5 ユニティの物語
6 別れの儀式

著者等紹介

コーネル,ドゥルシラ[コーネル,ドゥルシラ][Cornell,Drucilla]
1950年合衆国カリフォルニア州に生まれる。1982年、UCLAにて法学博士をとるが、ドイツ哲学を独学で学び、その語デリダとの親交を深め脱構築主義に対する知見を深めた。ニュージャージー州のラトガーズ大学の政治学科にて教鞭をとり、ニューヨーク州マンハッタンでは、フェミニストを中心とした反戦団体「未来を取り戻せtake back the future」を主催する

岡野八代[オカノヤヨ]
1967年、三重県生まれ。立命館大学法学部助教授

牟田和恵[ムタカズエ]
1956年、福岡県生まれ。大阪大学大学院教授
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒナコ

2
やばい本。 フェミニズムの理論をはるかに超えているコーネル自身の私的な語りと、ヒスパニック系移住労働者のインタビューのやばさは、言葉にならないので直接本書を当たってほしい。 コーネルの「イマジナリーな領域の保護」という議論は抽象的なレベルでは把握しにくいが、祖母や母親が理想としながらも概念化することのできなかった「霊」のようなものとして本書を読めば、かなり把握しやすくなるような気がした。スピヴァクが論じる寡婦殉死の意図の空白性も、言葉で概念化されない理想として整理する本書は理論書としてもわかりやすかった。2018/07/11

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