植民地幻想―イギリス文学と非ヨーロッパ

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622045915
  • NDC分類 930.4
  • Cコード C0098

出版社内容情報

コロンブスから『ビルマの竪琴』まで、 <近代世界システム> が創出した他者像を食人を軸に追跡。

内容説明

『ビルマの竪琴』、ボカホンタスから『テンペスト』『闇の奥』、シャーロック・ホームズまで。「食人」を鍵語に「近代世界システム」が創出した他者像を追跡する。

目次

『ビルマの竪琴』と食人種
ポカホンタスと食人種
スー族、そしてコロンブス
『テンペスト』の謎
植民地幻想
ロビンソン・パラドックス
クックと南海の「楽園」
楽園と蛮人のゆくえ
黒いヒーローの条件と限界
新井白石、デフォー、ホーガース、ブレイク〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アルクシ・ガイ

1
支配する側の一方的な視点。頭ではわかっていても、自分たちが「支配される側」にならないと、心では実感できまい。たとえば極東の島国にたどり着いた白人一家が、現地の蛮人たちをキリスト教化したおかげで、蛮人たちはトリイやブッカクなどの邪教を捨て、以後よろこんで白人の奴隷になりました、なんて小説を持ってこられないことには。2014/12/23

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