出版社内容情報
現代日本の芸術の全頒野を横断して、そのオリジンに屹立する瀧口の、半世紀をこえる全仕事を集成。 想像の鏡、実験精神の磁場として、現代芸術のオリジンに立つ詩人の全貌を70余氏の論考・エッセー等で検証。補遺49篇を収録。
内容説明
想像の鏡、実験精神の磁場として、現代芸術のオリジンに立つ詩人―滝口修造の全貌。
目次
補遺(フランス新興美術展を見る―主として超現実主義の作品について;翻訳(マックス・エルンスト論(アンドレ・ブルトン)
詩の明証(ポオル・エリュアル)) ほか)
滝口修造研究(滝口修造覚え書―詩と美術の底辺;詩人の名誉―滝口修造『近代美術』;画集『ダリ』 ほか)
「絶対」への眼差し 座談会(滝口修造の存在;滝口修造の人と作品;「絶対」への眼差し―もう一つの物質=言葉を求めて)