帝国の時代〈1〉1875‐1914

帝国の時代〈1〉1875‐1914

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  • サイズ A5判/ページ数 231,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622034889
  • NDC分類 209.6
  • Cコード C1020

出版社内容情報

未曾有の平和の時代から第一次大戦勃発へ。労働階級、ナショナリズム、新しい女性などを描く。

目次

第1章 革命百周年
第2章 経済の変容
第3章 帝国の時代
第4章 民主政治
第5章 世界の労働者
第6章 翻る国旗―国家とナショナリズム

著者等紹介

ホブズボーム,E.J.[ホブズボーム,E.J.][Hobsbawm,E.J.]
1917年アレクサンドリアに生れる。1932年ベルリンに移住。1933年イギリスに移住。1936年イギリス共産党に入党。1939年ケンブリッジ大学で学位を取得。1947年ロンドン大学バークベック・カレッジのレクチャラー、1959年リーダー、1970年教授(社会経済史)、1982年名誉教授

野口建彦[ノグチタケヒコ]
1941年東京に生れる。1965年慶応大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科博士課程を経て、現在、日本大学経済学部教授。1978‐80、86‐87年東京大学教養学部講師、96年慶応大学講師、1980‐81年ケンブリッジ大学クレアホール・カレッジ客員研究員、96年ケンブリッジ大学ペンブルック・カレッジ客員研究員

野口照子[ノグチテルコ]
1942年天津に生れる。1965年東京女子大学文理学部卒業
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

49
35年ほど前に写真に惹かれて買ってパラ読みしていたものを通読。本巻は政治、経済、外交から民主主義と民族主義について語るが、特に民族主義についての論考が秀逸だと思った。著者はいわゆる「左派」でありながら、ドグマを排し、民衆の不満を労働運動や社会主義運動が一定程度しか汲み取れなかったのに対し、ナショナリズムが極右を含めて人々の心を捉えていく過程を記す。曰わくアメリカの場合はカウボーイに象徴されるイメージで、その流れから第二次大戦後のジョン・ウェインなどの西部劇を見るとまた新しい発見もあるかも。2020/12/29

Go Extreme

1
革命百周年 経済の変容 帝国の時代 民主政治 世界の労働者 翻る国旗—国家とナショナリズム2021/04/26

R

1
‟長い19世紀”は技術革新による世界的な経済発展や列強による帝国主義が広まった時代である。現代の大きなテーマとなるナショナリズムが勃興した時代でもある。民族意識が伸長し,国家制度の整備による教育によってナショナリズムが整理・再生産されるようになっていった。結局人々は何をもとに結集されるのだろうか。2019/03/14

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