内容説明
婦人参政権の獲得に代表される近代社会―その前夜とも言うべき18世紀、女性たちは、どんな制度や慣習のもとで、どんな意識をもって生活していたのだろうか?またそれは社会の変革に伴ってどのように変わっていったのだろうか?デフォウの小説から、当時の日記、旅行日誌、礼儀作法の指南書、新聞雑誌、役所の刊行物等々、なまの資料によって、レイディから女乞食まで、あらゆる女性たちのあらゆる生きざまを浮彫りにする。
目次
第1部 理想的女性像
第2部 これらのうちもっとも大なるは貞節なり
第3部 女子教育
第4部 結婚へのアプローチ
第5部 結婚とそれに続くもの
第6部 女性の法的地位・婚姻法と慣習
第7部 夫のいない女たち
第8部 犯罪と刑罰
第9部 貧しい女たち
第10部 女性と農業
第11部 工業や他の仕事に従事している女性
第12部 家事使用人の女性
第13部 女性は抗議する
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