出版社内容情報
15年で、ビジネスパーソン1万人の健康相談にのってきた、
元戦略コンサルタントの医師がおくる
一生健康に働くための「心とカラダの守り方」!
「せめて子どもが成人するまでは働いて養わないといけないけれど、働き詰めで過労死しないのだろうか」
「社会人になってまだ3年。仕事をすることがこんなに辛いと感じているのに、仕事をこの後40年も続けて、私の心は大丈夫なのだろうか」
「キャリアアップで転職を続けてきたけれど、もし病気になったら転職先はあるのかな」
老後の年金制度への信頼が落ちている現在、「生涯働く」ことが注目されています。働き続けることで、収入を得て、人とコミュニケーションする機会も得られます。そのため、年齢を重ねても働くことができれば、充実した人生を送ることができると考えられています。
もちろんその通りです。
しかし、働き続けるために最も大事な「健康」については、誰しもが漠然とした不安を持っているのではないでしょうか。
あなたの周囲にも、身体や心の病気で思うように働けていない人がいるはずです。
それでは、どうすれば大きく体調を崩さずに働くことができるのでしょうか。
あなたは、自信を持って答えられますか?
この本では、「避けられるはずの身体の病気」「対応できたはずの心の病気」について、医学的根拠、エピソードも交えて紹介し、それぞれの解決策をお伝えします。
内容説明
健康こそ、最強のビジネス戦略。このまま身体を壊さず、働けるのだろうか?1万人と面談してきた、外資戦略コンサル出身の医師が病気の防ぎ方、心の不調、万が一の休職についてまとめた健康大全。
目次
第1章 身体の健康管理 現代社会、働いているだけで、色々な箇所にガタが出る(総論 現代の「机に向かって長時間同じ姿勢を続ける」ことは、人間の本来の身体の使い方ではない;これだけは絶対避けたい!致命的な病気の防ぎ方 ほか)
第2章 心の健康管理 5人に一人は心を病む時代(多くの人が、メンタルヘルスに不安を抱えている;うつ病と適応障害 ほか)
第3章 休職期間の過ごし方 「成長したビジネスパーソン」として復職するために(休職初期は体調が優れないうえに心配することも多い;再び元気に働くためには何をすればいいのか ほか)
第4章 体調相談の手引き 体調不良の相談は難しい(体調が悪くなって病院に行っても、検査結果に異常は出ないかもしれない;第三者に相談してみる ほか)
著者等紹介
吉田英司[ヨシダエイジ]
日本医師会認定産業医・心療内科医。株式会社ベスリ代表取締役。研修医修了後に、外資系経営コンサルティングファームのベイン・アンド・カンパニーに参画。主に、中期計画の策定、新規事業戦略、事業再建などのテーマでコンサルティングを約3年経験。トップマネジメントに向けた戦略の立案と共に、現場社員への実行支援に精力的に取り組む。その後、シャープ、ルネサスエレクトロニクス、上場外資IT企業、外資化学メーカー、東京オリンピックパラリンピック組織委員会などで産業医を歴任し、社員個人の健康支援だけでなく、全社的な健康経営や健康施策の立案と推進を行う。産業医や心療内科医として働くかたわら、日本のビジネスパーソンの可能性を最大化するために株式会社ベスリを設立し、企業の産業保健活動支援やリワークでの復職支援を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。