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指輪88―四千年を語る小さな文化遺産たち

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784473037381
  • NDC分類 755.3
  • Cコード C0070

出版社内容情報

4千年をカバーする世界有数の「橋本コレクション」から88点のリングを厳選。特撮の写真と愛好家のコメントで、その魅力を語る。

内容説明

88点の指輪に込められた先人達のメッセージを読み解く。あなたは知っていますか?あなたの指輪の原点を真の意味を。

目次

紀元前2000年→紀元1400年代(王の再生を祈る指輪;神の加護を願う指輪 ほか)
1500年→1600年代(信用を裏づける指輪;愛を誓う指輪 ほか)
1700年→1930年代(成功者にあやかる指輪;恵みの雨を請う指輪 ほか)
1945年→現代(針金で一筆書きした指輪;スパイが使ったカメラの指輪 ほか)

著者等紹介

宝官優夫[ホウガンアツオ]
アイクインターナショナル(株)取締役。橋本貫志コレクションコーディーネーター

諏訪恭一[スワヤスカズ]
諏訪貿易株式会社会長。1965年GIA,G.G.。NHK学園ジュエリー講座講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kasim

29
装身具はただのファッションではなく、護符であり、帰属を示すものであり、権威の印でもある。中でも、『ニーベルングの指輪』やトールキンでもお馴染みの指輪がいちばん好きだ。古代エジプトから現代アートまで古今東西の88個の指輪がフルカラーで掲載された贅沢な本。どれも豊かな歴史の背景を感じさせ、読み返すたびに新しい喜びを覚える。個人コレクションで今は博物館にあるそうなので、いつか現物を見てみたいな。巻末に実物大写真と入手したオークション、落札額も出ていて興味深い。2018/05/15

くさてる

20
紀元前から現在に至るまでの文化遺産としての指輪を解説したもの。どれも美しく、解説も分かりやすく読み応えあって面白かった。けれどなにより驚きなのは、これが個人の収集家が集めて博物館に寄付したコレクションのごく一部だということ。それもまたドラマです。2022/05/14

ごへいもち

14
素晴らしい橋本貫志さんのコレクション。読友さんのご紹介本。今年最初の読了本にふさわしい、かも。レプリカを作ったら売れそう2024/01/01

viola

10
こんなもの、一体どうやって作ったんだろう・・・・と惚れ惚れしてしまうような指輪が盛りだくさん。天球儀だけど、折り畳んだら指輪になるというもの。ルビー、エメラルド、ガーネット、アメジスト、ルビー、ダイヤモンドが並んでいる指輪はそれぞれの頭文字をとってREGARDを示してる、なんて洒落てる!今でも指輪の内側に字が彫ってあるものは多くありますが、17世紀にアルファベット+絵文字が彫ってあるものがあったなんて。ロマンチック~♪2011/09/08

るるぴん

6
美術展に行くと、たびたび「橋本貫志コレクション寄贈品」を目にする事があり、何者?と思ってこの本を読んだ。橋本さんは事業家で海外オークションのカタログ掲載品を中心に14年間という短期間で珍しい指輪を時系列に蒐集したそう。飾りや魔除けとしては勿論、古代では権力者のインタリオリングとして、中世では神事や祭事で、近代では愛の証として活用されてきた事がわかる。どれも手が込んでいて、デザインはもとより、仕掛けやアイデアが素晴らしい。日本では体型的な蒐集の仕方をする人は珍しかったみたい。国立西洋美術館への寄贈を感謝。2024/06/11

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