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出版社内容情報
Leonardo da Vinci 1452年4月15日にフィレンツェの近郊ヴィンチ村に生まれた。画家、彫刻家、建築家、音楽家、数学者、技術者、科学者、そして発明家であるレオナルドはルネサンスが生んだ偉大な普遍人の一人であった。ミラノに招聘され、ローマに移り、晩年はフランスで過ごし、1519年5月2日アンボワーズにあるクロ・リュセで没した。
レオナルドのこの傑作はあまりにもよく知られ、またその権威には疑いがないので、私たちの考えが「最後の晩餐」におよぶ時にはいつも、その構図が眼前にあるように思われる。しかし、その絵は完成後20年後にはその損傷のとどまることなく…といった状況である。本書は、レオナルドの権威により、構図の前史、制作の情況、声価の理由などに照明をあて創造の現場に導き、また漸次の損傷の歴史を探究する。ルネサンス美術案内である。



