目次
第1章 マニュファクチャー時代の科学
第2章 自然法則の概念
第3章 自然法と社会契約
第4章 あたらしい道徳とあたらしい神学
第5章 デカルト
第6章 ガッサンディ
第7章 ホッブズ
第8章 パスカル
著者等紹介
ボルケナウ,フランツ[ボルケナウ,フランツ][Borkenau,Franz]
1900年ドイツに生まれる。1921‐29年ドイツ共産党員。フランクフルト社会研究所員、1933年イギリスに亡命。1936年7月のスペイン内戦の人民戦線側に参加、その体験を書いたのがThe Spanish Cockpit(ロンドン、1937年、『スペインの戦場』1966年、三一書房)である。Horizon誌をはじめ多くの雑誌に論文を寄稿。第二時大戦後西ドイツに帰り、ジャーナリストとして活動。1957年死去した
水田洋[ミズタヒロシ]
1919年生。東京商科大学(現一橋大学)卒。名古屋大学名誉教授。専門は経済学史、社会思想史
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ikkoku-Kan Is Forever..!!
3
面白かった。読んでるうちは論旨を追うのに精一杯だったけど、読後感の感じがなぜか清々しい。丸山眞男の『日本政治思想史研究』のモチーフが知りたくて読んだのだけれど、そう言う意味でも「そうかあ」と。『日本政治思想史研究』を再読して、一緒に後でまとめてみる。とりわけ、ルネサンスを混乱の時代とみているところなんか、前近代世界が崩壊して新しく近代的世界が立ち上がっていくというところの時差について考えさせられたので、そのへんを中心に少し考えてみたい。取り敢えず「哲学史」の重要性を痛感した。2013/11/19
Ikkoku-Kan Is Forever..!!
0
取り敢えず再読。2018/01/29