未知のパリ・深夜のパリ―1930年代

未知のパリ・深夜のパリ―1930年代

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 190p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784622015314
  • NDC分類 293.5

目次

秘められたるパリ―1930年代
ノートル=ダムの女番人
旅芝居の市
奇蹟の庭の最後の浮浪者
汲取人たちとの一夜
パリの公衆便所
「ミリュー」と警察
脱獄囚
恋人たち
大衆ダンスホール
宝石の女
売春婦たち
幻影の家
モンパルナスの芸術家たちのダンスホール
ブロメ街の黒人ダンスホール
キキ・ド・モンパルナス
フォリー=ベルジェールの舞台裏
四つの芸術のデモンストレーション
ソドムとゴモラ
阿片窟

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

374
1924年にはじまり、'30年代半ばまでの夜のパリを撮った写真とブラッサイ自身によるエッセイ。ヘンリー・ミラーと、またレイモン・クノーと、そしてジャック・プレヴェールらと歩き回った夜のパリ。もちろん、写真はすべてモノクロームなのだが、あえてそれを選んだかのごとき夜の中での光と影の絶大な効果をあげている。ちなみにエッセイもまたモノクロームのような語りである。主な題材はパリの裏通りであり、そこに立つ街娼や、ダンスホールでの男女の表情。前世紀的な感覚に溢れると共に、それはまた普遍的な性格をも獲得している。2021/04/10

Toshi

6
1930年代のパリ。写真家ブラッサイが切り取ったのは、美しく華やかなパリではなく、酒とたばこと、そして時に汚物と精液の匂いが漂ってくる夜の街である。白黒の写真群はそれだけでもとても雄弁なところに、彼は目撃者に留まることなく、当事者となり更に文章を加えている。訳者は詩人の飯島耕一氏。ウィキペディアによると、本書の日本での出版には岡本太郎氏が奔走したらしい。2020/12/19

tochork

1
きちゃない。えろえろ。淫猥なるぱり!!!2012/08/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/166219
  • ご注意事項

最近チェックした商品