ニューロンの生物物理 (第3版)

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ニューロンの生物物理 (第3版)

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  • サイズ B5判/ページ数 296p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784621311783
  • NDC分類 491.37
  • Cコード C3045

出版社内容情報

神経細胞の活動を物理や化学の土台の上に立ってしっかりと理解することを目的とした書籍.初版出版から20年以上,生命科学系・薬学系・医学系・物理系・化学系・情報工学系のバックグラウンドを持つ学部学生~院生・研究者が,細胞レベルの神経生理学を学ぶ際の教科書・参考書として好評を得てきた.
神経細胞の電気的応答特性を並列等価回路モデルのもとで理解するという初版時からの本書の目的を維持しつつ,第3版の大きな改訂点は,光学的手法による神経科学(光神経化学)の紹介である.第3版では,神経ネットワーク・脳にかかわる7


【目次】

第1章 細胞としてのニューロン
 1-1 神経系:ニューロンのネットワーク
 1-2 ニューロンの基本形態
 1-3 ニューロンを構成する分子
 1-4 ニューロンの基本的振舞い

第2章 細胞膜の電気的性質
 2-1 静的な性質:膜電位の発生
 2-2 動的な性質:膜興奮28
附録1 Hodgkin-Huxley の方程式
附録2 活動電位のシミュレーション
附録3 Hodgkin-Huxley 理論の確率論的記述
附録4 Hodg

内容説明

本書は、脳・神経系における情報表現の主役であるニューロンの振舞いについて、物理学、化学の記述と整合性のある理解を提供することを目的としている。初版から20年以上、定評を得てきた本書の趣旨はそのままに、第3版のおもな改訂点は、光学的手法による神経科学の紹介である。7章では、神経ネットワークの動作原理と情報表現についての基本的な考え方を紹介し、神経ネットワークの動作原理の解明に用いられるようになった光学的な研究方法の原理を解説した。8章では、脳波についての記述を細胞外電位の文脈にまとめ、新たにエファプティック相互作用を追加した。これから神経科学を学ぼうとする、あるいは周辺領域から神経科学分野に参入しようとする若手研究者にとって、細胞レベルの神経生理学を学ぶ際の参考書として有用である。

目次

第1章 細胞としてのニューロン
第2章 細胞膜の電気的性質
第3章 シナプス伝達
第4章 イオンチャネルと伝達物質受容体の多様性
第5章 単一神経細胞におけるシナプス統合
第6章 神経調節と神経可塑性:海馬ニューロンを例として
第7章 神経ネットワークの動作原理の解明に向けて
第8章 細胞外電位
第9章 神経組織の誘電体としての性質と電気生理学的記述

著者等紹介

宮川博義[ミヤカワヒロヨシ]
東京薬科大学生命科学部名誉教授。理学修士、医学博士。東北大学理学部・理学研究科(有機物理研究室)で量子化学を学び、東北大学大学院医学研究科(脳疾患研究施設・脳波部門)で神経生理学を学ぶ。山形大学医学部生理学第二講座助手、ニューヨーク医科大学研究員、東京薬科大学生命科学部助教授・教授を経て2016年退職

井上雅司[イノウエマサシ]
博士(獣医学)。麻布大学獣医学部卒業。新技術事業団創造科学推進事業研究員、モネル化学感覚研究所研究員、東京薬科大学生命科学部講師を歴任

毛内拡[モウナイヒロム]
お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系助教。博士(理学)。東京薬科大学生命科学部卒業。東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員、理化学研究所脳科学総合研究センター研究員を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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