出版社内容情報
DAGで臨床を読み解く! ハーバード流・疫学の真髄
「予防の科学」を学ぶ機会はほとんどない。著者曰く,医療者といえども予防医療・エビデンスの成り立ちを系統だって学ぶ機会がない、といいます。EBMの根拠となるRCTやメタ解析は、実はバイアスだらけです。複雑な「統計」の深い沼にはまらず、ハーバード公衆衛生大学院の最新疫学理論と実践をスッキリ1冊にまとめたのが本書です。DAGを使えば、因果推論がクリアになります。予防医療の知見を臨床に活かすヒントがDAGにはあるのです。予防医療の「極論」をご期待ください。
内容説明
「予防の科学」を学ぶ機会はほとんどない。著者曰く、医療者といえども予防医療を系統だって学ぶ機会がない、といいます。おまけにEBMの根拠となるRCTやメタ解析は、実はバイアスだらけ。そんな「統計」の深い泥沼にはまらずハーバード公衆衛生大学院の最新疫学をスッキリ1冊にまとめたのが本書です。DAGを使えば、因果推論がクリアに!予防医療の知見を臨床に活かすヒントがDAGにはあります。予防医療の「極論」をご期待ください。
目次
第1部 予防医療のHop‐Step‐Jump(予防医療研究のコア(Preventive Medicine Basics)
血圧・血糖(Blood Pressure & Blood Glucose)
脂質・炎症(Lipid & Inflammation)
サプリメント(supplement))
第2部 予防医療のHop‐Step‐Jump(バイアスの構造をグラフで表す(Directed Acyclic Graph)
睡眠(Sleep)
肥満(Obesity))
第3部 予防医療のHop‐Step‐Jump(因果推論のためのさまざまな手法(Causal Inference Methods)
食事(Diet)
運動(Physical Activity)
その他の習慣(Other Behaviors)
より深く予防医療を理解する(Preventive Medicine Advanced))
著者等紹介
濱谷陸太[ハマヤリクタ]
ブリガムアンドウィメンズ病院予防医療科研究員。株式会社エブリワン・コホート代表取締役。2013年東京医科歯科大学医学部医学科卒業。2023年ハーバード公衆衛生大学院Population Health Science博士(PhD)および同大学院生物統計修士(MS)取得
香坂俊[コウサカシュン]
慶應義塾大学医学部循環器内科准教授。同医療科学系大学院臨床研究部門プログラム責任者。防衛医科大学校非常勤講師。東京大学医学系大学院医療品質評価学講座特任研究員。スタンフォード大学循環器内科訪問研究員。1997年慶應義塾大学医学部卒業。2008年慶應義塾大学医学部循環器内科スタッフ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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