出版社内容情報
ビタミンとミネラルはいずれもヒトの生体機能維持に必須の五大栄養素であり,広範な分野でそれらの測定が求められている.
本書では,ビタミンとミネラルの分析法を,実務に役立てる観点で詳細に解説.ビタミンの分析では,微生物学的定量法と,高速液体クロマトグラフィー(HPLC)などを用いた一斉分析の手法を説明する.ミネラルの分析では,栄養表示基準に採用されている吸光光度法,原子吸光分析法,誘導結合プラズマ(ICP)発光分析
法に加え,ICP 質量分析法をはじめとする様々な高感度・高選択的機器分析法を取り上げた.さらに,生体内ミネラルのケミカルスペシエーションやイメージング,メタロミクスについても詳述する.
食品・生体試料の分析に関わる学生・技術者・研究者必携の一冊.
内容説明
本書は、ビタミンとミネラルの分析法を、実務に役立てる観点で詳細に解説、ビタミンの分析では、微生物学的定量法と、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)などを用いた一斉分析の手法を説明する。ミネラルの分析では、食品表示基準に採用されている吸光光度法、原子吸光分析法、誘導結合プラズマ(ICP)発光分光分析法に加え、ICP質量分析法をはじめとするさまざまな高感度・高選択的機器分析法を取り上げた。さらに、生体内ミネラルのケミカルスペシエーションやイメージング、メタロミクスについても詳述する。食品・生体試料の分析に関わる学生・技術者・研究者必携の一冊。
目次
1 概説
2 ビタミン・ミネラル分析のための試料前処理
3 脂溶性ビタミン
4 水溶性ビタミン
5 その他のビタミン様作用因子
6 ミネラル・生体無機イオン
7 生体内金属のスペシエーション
8 ミネラルイメージング技術
9 金属をめぐる最近の話題