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数学の黎明―オリエントからギリシアへ

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  • サイズ A5判/ページ数 417p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784622024682
  • NDC分類 410.2
  • Cコード C1041

出版社内容情報

現代数学の第一人者が透徹した史眼で描く古代数学の成果。古代ギリシア人からの最も重要な遺産である精密科学=数学。その出発から黄金時代を経て衰退していく原因を探る。

1984年初版 

※基本図書限定復刊2002年2月:2/8刊

内容説明

『現代代数学』、『群論と量子力学』等の名著によって現代数学の第一人者として知られる著者の手になる本書は、現代科学文明への批判を内に秘め、思想史や文化史における数学の見失われがちな意義を強調しつつ、一般読者のために、古代、特にギリシア数学史を展開した書である。

目次

1 エジプト、バビロニアの数学(エジプト人;数体系、数字、計算術;バビロニアの数学)
2 ギリシア数学(タレスとピュタゴラスの時代;黄金時代;プラトンの時代;アレクサンドリア時代;ギリシア数学の凋落)

著者等紹介

ウァルデン,ヴァン・デル[ウァルデン,ヴァンデル][Waerden,Bartel L.van der]
1903‐1996。オランダに生れ、ゲッチンゲン、ハンブルク両大学に学び、現代代数学の開拓者E.ネータ女史に師事。フローニンゲン、ライプツィヒ、ボルチモア、アムステルダムの各大学教授を経て、1951年よりチューリッヒ大学教授。代数学、幾何学、また1940年代からは数学史や科学史の領域でもそれぞれ指導的役割を果たしてきた

村田全[ムラタタモツ]
1924年神戸市に生れる。1948年北海道大学理学部卒業。同大学助手(数学科)、高崎市立短期大学助教授、立教大学理学部助教授、教授を経て1989年定年退職。この間約3年フランス高等科学研究所(IHES)研究員、フンボルト大学交換教授などを歴任、桃山学院大学文学部教授、1994年定年退職。立教大学名誉教授。文学博士、Docteur de troisi`eme cycle en logique。国際科学史学士院(AIHS)会員。2008年歿

佐藤勝造[サトウカツゾウ]
1944年北海道に生れる。1969年立教大学理学部数学科卒業。1972年同大学大学院理学研究科修士課程卒業。1975年同博士課程修了。立教学院立教池袋中学校・高等学校教諭。立教大学非常勤講師。2010年定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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