出版社内容情報
食育は,生きる上での基本であり,知育,徳育および体育の基礎となるべきものと位置づけられます。それは、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し,健全な食生活を実践することができる人間を育てるための教育です。本書は、日本食育学会の編集により、食育を食の基礎知識やサステイナビリティ、教育、政策、歴史、文化、そしてその国際的な広がりなど様々な側面から扱った中項目事典です。食育は日常の市民生活や、その持続可能性を牽引していく分野ですので、その発展は未来へとつながることになることでしょう。
目次
1章 食の基礎知識と食育ツール
2章 食育とサステナビリティ(持続可能性)
3章 食行動の課題と教育(対象別食育)
4章 日本の食育推進施策
5章 日本の食育の歴史
6章 日本の食文化
7章 世界の食育