出版社内容情報
睡眠薬で不眠症が治らないのならどうすればいいのか?
多くの医師は不眠症の治療において睡眠薬しか選択肢を知らずに見よう見まねで処方をしている。スタンフォード大学睡眠医学センターで不眠症患者を治療してきた睡眠専門医の河合真医師が、睡眠医学の知識と不眠症の特性をひも解き、「不眠症の治癒(=睡眠薬の中止)」に至るまでの考え方を解説する。
内容説明
睡眠薬で不眠症が治らないならどうすればいいか?多くの医師は不眠症の治療において睡眠薬しか選択肢を知らずに見よう見まねで処方している。この本には睡眠薬処方に必須の知識がある!睡眠専門医が睡眠医学の知識と不眠症の特性をひも解き不眠症の治癒(=睡眠薬の中止)に至るまでの考え方を解説する。
目次
1章 睡眠薬に関する問題を整理しよう
2章 睡眠ってなんだ?:睡眠と覚醒の本体
3章 睡眠ってなんだ?:睡眠と覚醒を動かす原動力
4章 不眠症の何にアプローチするのか?
5章 睡眠薬の適応症:慢性不眠症における睡眠薬の役割を考える
6章 睡眠薬の適応症:慢性不眠症と主な睡眠薬についての詳説
7章 睡眠薬の副作用は睡眠薬選択の大切な基準
8章 入院での睡眠薬処方をどうすべきか?
9章 外来での睡眠薬処方をどうすべきか?
10章 睡眠薬の中止の方法:中止のための大切な下準備
11章 睡眠薬の中止の方法:中止に取りかかるとき
著者等紹介
河合真[カワイマコト]
京都大学医学部卒業後、米国のセントルークス・ルーズベルト病院内科やベイラー医科大学神経内科レジデント・神経生理学フェロー等を経て、2013年より世界の睡眠医学をリードするスタンフォード大学睡眠医学センターに勤務。現在、同センターのクリニカルアソシエイトプロフェッサーとして、臨床および高齢者の睡眠研究を行っている
立花直子[タチバナナオコ]
大阪大学医学部卒業後、精神科を専攻。睡眠脳波研究室に所属し、夜に眠っている人の観察をする楽しさに魅せられる。1990年ロンドン大学修士課程(神経科学専攻)修了。睡眠に精神医学と神経学の架け橋としての役割があると感じ、英国より帰国後、精神科から神経内科へ転科。大学院生時代にスタンフォード大学に短期留学し、睡眠医学の臨床トレーニングを受ける。2006年より関西電力病院睡眠関連疾患センター長として睡眠医学を志す医師や睡眠技士の教育・研修に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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