出版社内容情報
「福島長期復興政策研究会」のメンバーによる執筆。福島の復興に向けた長期的な課題を明らかにする。
内容説明
検証なくして教訓なし。検証なくして復興なし。学際的な観点から、福島原発事故後の福島復興の10年間を検証するとともに長期的な課題を明らかにし、今後の福島復興政策のあり方を提示する。
目次
第1章 福島復興の10年間と復興期間後の課題
第2章 避難指示解除の要件と放射線量率
第3章 福島復興政策と除染
第4章 福島復興政策と財政
第5章 企業誘致と自治体の行財政
第6章 原発被災地域のコミュニティ再生と地方財政運営
第7章 「行政区」単位の実践と空間計画
第8章 福島復興政策と賠償
第9章 復興の地域モビリティ政策
第10章 原発災害と向き合うローカルテレビ
第11章 原発被災地の目指すべき地域再生の方向
著者等紹介
川〓興太[カワサキコウタ]
福島大学准教授。専門:都市計画・まちづくり。1971年茨城県常陸太田市生まれ。1993年信州大学教育学部中学英語学科卒業、1995年信州大学大学院教育研究科修士課程修了。2008年工学博士(論文・筑波大学)。都市計画コンサルタントを経て、2010年福島大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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