出版社内容情報
CAE技術をステップアップするためのテキスト。例題を積極的に活用し、各種解析方法までを解説。
内容説明
有限要素解析ソフトウェアを使えば、理論を理解していなくても解析結果が簡単に得られます。しかし、その結果は妥当性のあるものといえるでしょうか。本書はCAE技術を入門レベルから専門家レベルにステップアップさせるためのテキストです。例題を積極的に活用し、CAEの基礎から、有限要素法やV&V、弾塑性、超弾性・粘弾性、接触解析、熱応力解析などの各種解析方法までを解説しています。特に、非線形CAEの基本的な理論の概要を把握しながら定式化することで、力学の本質を理解することを目標としています。本書では有限要素解析ソフトウェアのMarcを使用して例題演習を行っていますが、これは自動車教習所で特定の車を使って練習するのと同じで、他のCAEソフトでも同様に解析することができます。
目次
あなたにとってCAEとは?
汎用コードによるモデリング
材料力学と有限要素法の違い
2次元解析とシェル要素
解析の品質保証―検証と妥当性の確認(V&V)
動解析
非線形CAEの「非線形」とは?
座屈解析
弾塑性
超弾性・粘弾性
接触解析
熱応力解析
ユーザーサブルーチン
デジタルツイン
Mentatの基本操作
非線形有限要素法の基礎
著者等紹介
渡邉浩志[ワタナベヒロシ]
1995年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、博士(工学)。東京大学助手、講師を経て2013年よりエムエスシーソフトウェア株式会社に入社。専門は非線形有限要素法。科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞研究部門、日本計算工学会川井メダル受賞。日本機械学会認定計算力学技術者固体力学上級アナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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