内容説明
有機化学を基礎から理解し、納得して身につけ使えるようになること・「もの」を知って理解すること・なぜそうなるかにこだわって学ぶことを目標にまとめています。30年以上有機化学を教え、学生さんたちと向かい合ってきた著者が、ブラッシュアップを重ねに重ねた改訂版。有機化学に関心をもち、理解しようというやる気をもってもらうこと、学習に取り組みやすくすること、ちょっとした疑問も見過ごさずに答えること、正しく丁寧に伝えること、初学者もきちんと理解できるようにすること、を第一に考えて考え抜き、工夫を凝らして解説しています。
目次
序章 好奇心を取り戻そう
1章 最も簡単な化合物、構造式の書き方と構造異性体
2章 飽和炭化水素(Saturated Hydrocarbon)アルカン(Alkane)
3章 13種類の有機化合物群について理解すること・頭に入れること
4章 簡単な飽和有機化合物:アルカンの誘導体
5章 不飽和有機化合物
6章 芳香族炭化水素とその化合物
7章 生体物質とのつながり
8章 原子構造と化学結合
付録1 分子模型で遊びながら学ぶ有機化学の基礎:メタンからダイヤモンドまで
付録2 化合物群の名称・性質・反応性のまとめ
著者等紹介
立屋敷哲[タチヤシキサトシ]
理学博士。女子栄養大学名誉教授。1949年福岡県大牟田市生。1973年名古屋大学大学院理学研究科修士課程修了。研究分野:無機錯体化学、無機光化学、無機溶液化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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