内容説明
本書は単なる「数の英語」の本ではない。類書とはまったく異なり、日常よく使われる数にまつわる日・英語表現を、それぞれの言葉の根底にある発想や文化や歴史的背景から比べたものである。数を含む日本語を英語ではどのように表現するのか?あるいは逆に、数を含む英語を日本語ではどう表現するのか?―という問題を、主に日常の慣用語に焦点を絞って解明する。どこからでも楽しく読めて、英語がより一層身近に、そして英語のみならず日本語の勉強にもなるユニークな一冊。
目次
第1章 ウリ二つはas like as two peas―数も意味も同じ表現1
第2章 第六感はthe sixth sense―数も意味も同じ表現2
第3章 人の噂も9日間?―意味は同じで数が異なる表現
第4章 「一か八か」はsink or swim―意味は同じで日本語にだけ数がつく表現1
第5章 「八百長」はa fixed game―意味は同じで日本語にだけ数がつく表現2
第6章 two left feetは「不器用」―意味は同じで英語にだけ数がつく表現1
第7章 cloud nineで「有頂天」―意味は同じで英語にだけ数がつく表現2
著者等紹介
山田雅重[ヤマダマサシゲ]
三重県松阪市生まれ。1961年大阪外国語大学英語学科卒業。現在、日本トランスシティ(株)秘書室参与。JIFFA実用英語通信文講座専任講師、四日市大学経済学部非常勤講師(ビジネス英語、経済経営専門英語会話)も務める
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