出版社内容情報
街のにぎわいを生み出すには、商店街は欠かせない存在である。本書は47都道府県の特色ある商店街を紹介し、商店街の魅力を伝える。
内容説明
「商店街」と聞いてどのようなイメージを思い描くでしょうか？活気を失った商店街を打開するため、いくつかの商店街では地域性を活かしたユニークな取組みを行っており、成果を上げた事例も少なくありません。本書は、４７都道府県の様々な特色ある商店街を、成り立ちや変遷とともに、その魅力や楽しみ方を紹介しました。
目次
第１部 商店街の基礎知識（商店街の見方；日本における商店街の歴史；商店街の現状と課題）
第２部 都道府県別商店街とその特色（北海道；東北地方；関東地方；北陸地方；甲信地方 ほか）
著者等紹介
正木久仁［マサキヒサヒト］
大阪教育大学名誉教授。人文地理学を専攻し、中心地論、生活圏形成に関する実証的研究を重ねている
杉山伸一［スギヤマシンイチ］
大阪学院大学商学部准教授。地理教育を専攻しフィールドワークを取り入れた実践的な研究を重ねている。商学部で地域創生実習、教職課程で地理学を担当（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ＭＡＳＡ１２３
8
１１名の大学教授と高校教諭が各地を分担して執筆した日本の商店街大全だ。都道府県を代表する商店街が網羅されている。ちなみに、大阪は、キタとミナミ、鶴橋、天神橋筋、池田市、岸和田市、石切(東大阪市）が選ばれている。京橋や阿倍野なども有名商店街だが、地域を分散して北摂と泉州から１つずつ、そして神社参道という個性的なところを選んだようだ。東京は、銀座(中央区）、戸越銀座、巣鴨地蔵通り、上野アメヨコ、十条銀座、吉祥寺サンロード、あと１か所は映画看板など昭和レトロな青梅市？ この選択は東京の人はどう思うのかな？2024/06/15
Abercrombie
3
文章だけがだらだらと（しかも堅い！）、横書で綴られる紙面構成はとても読みづらい。思い出したかのように、たま〜に挟まれる写真もすべて小さく素っ気ないモノクロ。ぜんぜん楽しくなく、ざっと読んで放り出す （／・ω・）／ ⌒ 2019/12/02
doahonomix
0
どんなジャンルでも専門家（研究家）はいるもんだな、と感心してしまった。ストリートビューでも見ながら読むと面白いけれど、キリがないので全て見るの諦めた。有名な商店街や新しい試みを始めている商店街については興味深く読みました。2019/11/20
