情況新書
『資本論』の核心

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  • サイズ B40判/ページ数 287p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784792720070
  • NDC分類 331.6
  • Cコード C0233

内容説明

遂に解読された『資本論』価値形態論の秘密と謎!99%による反資本主義闘争の原点を開く!

目次

第1部 商品の原理―『資本論』初版本文価値形態論講義(いま、なぜ『資本論』なのか;価値形態論の意義;簡単な価値形態;一般的な価値形態;物神性論と交換過程論;商品批判の重要性;『資本論』第一章商品、第二章交換過程、概観)
第2部 『資本論』の発展(『資本論』第三巻草稿、「信用と架空資本」;文化知の提案―価値形態論の学際的意義)
第3部 『資本論』の現代的意義(いま、『資本論』はいかに読まれるべきか―私の『資本論』入門;投機・信用資本主義の原理)

著者等紹介

榎原均[エバラヒトシ]
1941年生まれ。1959年京都大学理学部入学、学生運動に参加、60年代後半は労働運動に関わる。1969年武装闘争に向けて非合法党建設に加わる。1967年逮捕され、7年間獄中生活。1988年新しい社会運動への参加をめざして生活協同組合設立運動に参加。2010年新たに設立されたルネサンス研究所に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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uehara

1
先日亡くなった著者追悼再読。メインは『資本論』初版(よく出回っているのが「現行版」)本文における価値形態論の解読を中心とした講義記録。なかなか刺激的な点あるものの、前も思ったがやはり読みづらい。密度がかなりあるが講義風、また、論点が多いからか、あるいは「物象(化)」とはが最初に明晰に説明あったほうがよいのではとも思う。意外とカッチリ論文形式の『価値形態・物象化・物神性』の方が読みやすいかも。他に著者の歩みや、金融資本に代わる投機・信用資本主義規定提起などなど!!2024/08/28

Hidekazu Asai

0
価値形態論にこだわって論じている本ですが、私としては、その哲学的な論は重要視しない。 本書は資本論第3巻についての考察を現代の新自由主義に対して批判している部分が面白い。2018/11/14

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