出版社内容情報
枠組壁工法建築物にあたって必要となる構造計算について、網羅的にその方法と設計上の留意点をまとめた。枠組壁工法建築物の設計に当たっては、建築物各部の仕様が安全に構成されるとともに、必要な場合には構造計算等によって建築物全体が各種の荷重・外力に対して安全な構造であることを確かめる必要がある。建築基準法令においては、枠組壁工法建築物に使用する各種の材料、構成方法等について、枠組壁工法技術基準告示(告示第1540 号)を定めており、告示の前文および第1から第8までに規定されている内容を遵守し、延べ床面積が500 m2 以下で地階を除く階数が2階建て以下の建築物においては、告示で規定されている壁量による設計により安全を確認してもよいが、特定の場合には構造計算によってその安全性を確認することを義務付けている。本書は、主に後者の場合の構造計算手法および考え方を統括的にまとめたものである。
第I編 枠組壁工法建築物構造計算指針
第II編 材料の力学特性値
第III編 建物形態別構造計算指針
第IV編 建築基準法第37 条に規定する指定建築材料及び建築基準法施行規則第8 条の3 に基づく耐力壁の試験・評価方法
第V編 材料及び接合部の許容応力度等を定める試験・評価方法とその解説
第VI編 計算事例
第VII編 参考計算例
一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会[イッパンシャダンホウジンニホンツーバイフォーケンチクキョウカイ]
編集
目次
第1編 枠組壁工法建築物構造計算指針
第2編 材料の力学特性値
第3編 建物形態別構造計算指針
第4編 建築基準法第37条に規定する指定建築材料及び建築基準法施行規則第8条の3に基づく耐力壁の試験・評価方法
第5編 材料及び接合部の許容応力度等を定める試験・評価方法とその解説
第6編 計算事例
第7編 参考計算例
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