内容説明
薬学生および薬剤師にとって必要な免疫学を体系的にまとめ、かつ最新の知見を網羅したテキスト。免疫学の基礎を的確なイラストを用いて簡潔に解説した“基礎免疫学編”と、免疫関連疾患の“臨床免疫学編”からなる2部構成。学生がほんとうに身につけておくべき重要な内容に厳選しながらも免疫学の全体像を把握できる。各章末に掲載した、各章で解説した重要な事象やキーワードのまとめと確認問題で理解を深めることができる。免疫関連疾患の発症メカニズムの基本や医薬品添付文書の免疫学的情報を理解するうえでも役に立つ一冊。
目次
基礎免疫学編(免疫システムの基本構造;自然免疫;リンパ球レセプターの構造と抗原認識;リンパ球レセプターの多様性と特性;抗原提示とT細胞の活性化;リンパ球の発生と分化;T細胞を介する免疫系(細胞性免疫)
B細胞を介する免疫系(液性免疫)
抗体産出の誘導と検出
基礎免疫学編の要約)
臨床免疫学編(過敏反応とアレルギー;自己免疫疾患;移植免疫;先天性免疫不全症;腫瘍免疫;ワクチン;臨床免疫学編の要約)
著者等紹介
松井勝彦[マツイカツヒコ]
富山県富山市生まれ。明治薬科大学大学院薬学研究科博士課程修了、薬学博士。南フロリダ大学医学部医微生物学免疫学教室博士研究員、明治薬科大学助手、講師、准教授を経て、2018年より明治薬科大学薬学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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