脳はいかにして数学を生みだすのか

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脳はいかにして数学を生みだすのか

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621301029
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0040

内容説明

私たちは日常的に物を数え、計算をし、数の大小を比較します。あるいは論理的に考えて、ある命題を証明することもできます。脳は、これらをどのように処理しているのでしょうか。自然を理解するには、抽象的概念を理解して世界像を形成し、論理的・数学的操作で結論を導く脳の働きの理解が不可欠です。長年、素粒子物理学を研究してきた著者が、数学を生みだす脳機能について、最新の実験結果を含め、わかりやすく解説します。

目次

1章 序論―数と人間
2章 数論と幾何学
3章 数を認知する脳
4章 脳の数機能
5章 脳の論理機能―論理学と数学
6章 ニューロン回路網の数理機能1 論理回路と論理機能の階層性
7章 ニューロン回路網の数理機能2 思考の統合と情報の流れ
8章 脳はいかにして数学を生みだすのか―証明という脳機能を再考する

著者等紹介

武田暁[タケダギョウ]
東京大学・東北大学名誉教授。(公財)平成基礎科学財団理事。理学博士。専門は理論物理学(素粒子論)、脳科学。1924年生まれ。東京帝国大学理学部物理学科卒業。同大学院中退。神戸大学助教授、東京大学原子核研究所教授・所長、東北大学理学部教授・理学部長、東北学院大学教授などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mft

5
脳のfMRIなどを通じた動作の分析を通じて人間が数学する能力を探ろうという試み。本当はニューロンのレベルで解明したいが手法の制約などもあり、迫りきれないところはどうしても推測ということになる。タイトルの割に…というのは致し方ない2020/01/03

小島輝彦

3
読みきった…?いや、ページをめくりきった(笑)。タイトルを見て面白そうだと思うも、読みながら、まったくわからず眠くなる。ただ、脳って考えてみると、瞬時にすごいことをしているんだな、と思った。

フィ

2
素粒子論研究者である著者が、数学的な認知と概念が、脳のいかなる機能で形成されるか?について考察している。その主な項目:数の個数・大きさ・大小の認知と概念形成(記録地図、IPS部位、数ニューロン)。平面幾何学と公理系(認知場所・経路)。ニューロンと神経伝達物質、大脳皮質-視床-基底核ループ回路、デフォルト状態。抽象化、範疇化、階層性、情報統合、論理演算。フィールズ章受賞者・小平邦彦氏の言「数覚」。など。研究は未だ途上といった感だが、興味が尽きない分野で今後が楽しみだ。2017/03/25

takoroy

1
数学が脳からどのように生じるのかについての著者の考えをまとめた本。数学の、特に論理的な部分でどのような脳の機能が使われているのかという考察に多くのページが割かれている。個人的には、本書の中で何度か言及されているが詳細が不明のまま残されている「デフォルトモード」にこそ、根本的な意味での脳が数学を生み出す過程の秘密があるのではないかと感じた。 図書館で借りたのでやや流し読みになってしまったが、一読しただけで理解したと言えるような内容ではなく、いずれ脳科学の教科書と付き合わせながら読みたい本である。2017/09/29

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