出版社内容情報
入院病棟、救急外来、ICUで、睡眠から紐解く究極のアプローチ。米国スタンフォード睡眠医学センター直伝の「睡眠医学」が満載。
河合 真[カワイマコト]
河合 真
米国スタンフォード大学 睡眠医学センター クリニカルインストラクター
1997年 京都大学医学部卒業
1997年 京都大学医学部付属病院 神経内科及び内科研修医
1998年 住友病院神経内科研修医
2000年 米国セントルークス・ルーズベルト病院 内科レジデント
2002年 米国ベイラー医科大学 神経内科レジデント
2004年 同 チーフ・レジデント兼任
2005年 同 神経生理学フェロー
2006年 トヨタ記念病院 統合診療科医長
2009年 米国メソジスト病院 神経内科神経生理部門
2009年 米国コーネル大学 アシスタントプロフェッサー
2013年?現職
香坂 俊[コウサカシュン]
香坂 俊
慶應義塾大学 医学部循環器内科 専任講師 同 医療科学系大学院 臨床研究部門 プログラム責任者
1997 年 慶應義塾大学医学部卒業後、国内で初期研修
1999 年 米国セントルークス・ルーズベルト病院 内科レジデント
2003 年 同 チーフ・レジデント
2004 年 米国ベイラー医科大学 Texas Heart Institute 循環器
龍華 朱音[リュウゲアカネ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とある内科医
31
眠れない=睡眠薬、という平凡な内科医の発想(というか、思考停止のルーティン)を粉々に打ち砕かれた。「浅い!浅すぎる!」との記述が強烈だった。睡眠医学という世界の表層を覗いたことにはきっと価値があるはずだが、自分の診療が変わるかというと本書のみでは足りない。読者としては、やはり睡眠薬の使い分けを教えて欲しかったのだが、ほぼこのニーズを満たさない記述というのが専門家の専門家たる所以なのかも。睡眠の病歴は最近聞くようにはしているが、まだまだ試行錯誤中。2022/01/30
ソーシャ
7
定評ある極論シリーズから出た睡眠医学の「熱い」入門書。睡眠医学の基礎を医療従事者向けに要点に絞ってわかりやすく解説しているのはもちろん、医師の睡眠不足など社会的なトピックについても解説されています。専門外の医療スタッフによる実臨床での応用を意識しつつも、マイナー分野に甘んじている睡眠医学の世界に読者を引き込もうという熱い思いを感じる一冊です。2016/11/25
つかさ
4
不眠だけじゃなくて色々な分野の睡眠について書かれていた本。心理士についても触れられていたので、おっ!と思ったが、日本はまだまだ仕組みが整っていないという感じ。もっと頑張らないと…2017/02/01
くらーく
3
医療関係者向けだそうで。略語がいっぱい。医療関係者は大変だなあ、こんなにたくさん覚えるのかい? まあ、睡眠医学なんて分野があるのかどうか、定かじゃ無いけど、人生の1/3~1/4は寝ているのだから、もっと充実?した睡眠をとりたいわな。2021/07/07
弥太郎岩崎。
3
立ち読みで熟読したのは概日睡眠リズム障害、時差ボケの話など読み、あとはざっと眺めるだけ。概日リズムって日光だけだと治らないらしい…全ての臓器が関係あるらしい…さりげない習慣がやばいのは分かるけど…これから習慣の操作に苦戦かも…2017/03/23