内容説明
高分子の幹に高分子の枝を接ぎ木(グラフト)することで、簡単に、既存の材料に機能性をもたせることができる「放射線グラフト重合法」。この技術の応用範囲は、ますます広がっている。本書では、そんな放射線グラフト重合の基礎から研究・開発、そして製品に至るまでをまとめている。基礎研究の成果を製品へつなぐことによって実現した「吸着材の革命」の現場を紹介した。
目次
グラフト重合の基礎
グラフト鎖のサイエンス
分離材料の形と性能の革命(多孔性中空糸膜と多孔性シート;繊維、フィルム、そして粒子)
グラフト鎖の競争
グラフト重合の製品
著者等紹介
斎藤恭一[サイトウキョウイチ]
1953年生まれ。現在、千葉大学大学院工学研究科共生応用化学専攻教授
藤原邦夫[フジワラクニオ]
1950年生まれ。現在、株式会社環境浄化研究所研究開発部長
須郷高信[スゴウタカノブ]
1943年生まれ。現在、株式会社環境浄化研究所社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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