出版社内容情報
遺伝学の基礎を踏まえ、典型的かつ具体的な症例に基づいて、その疾患に対し遺伝的要素がいかに影響を及ぼしているかを解説。
Bruce R. Korf[ブルースアールコルフ]
原著
Mira B. Irons[ミラビーアイロンズ]
原著
櫻井 晃洋[サクライアキヒロ]
監修/翻訳
内容説明
遺伝学の基礎をふまえ、典型的かつ具体的な症例に基づいて、臨床遺伝学的アプローチをコンパクトに解説した一冊。本書は、必要最小限の分子遺伝学を解説する1編と、遺伝性疾患の理解に必要な知識をまとめた2編との2部構成です。各章の初めに「キーポイント」を配置し、「倫理的意味」、「ホットトピック」などのコラム、分かりやすい図を満載し、平易な文章で解説しています。章ごとに症例、復習問題と解答を掲載するなど、実践に即した内容で、臨床遺伝医学の要点を押さえた学習に最適です。
目次
1編 人類遺伝学の基本原理(DNAの構造と機能;遺伝学的多様性と変異;遺伝形式;ヒトゲノム;多因子遺伝;細胞分裂と染色体;集団遺伝学;がん遺伝学)
2編 医療における遺伝医学(染色体転座;分子遺伝学的診断;新生児スクリーニング;発生遺伝学;保因者スクリーニング;遺伝学的リスク評価;がん発症リスクに対する遺伝学的検査;薬理遺伝学;遺伝性疾患の治療)
著者等紹介
櫻井晃洋[サクライアキヒロ]
札幌医科大学医学部遺伝医学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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