出版社内容情報
現在の大学カリキュラムに合わせた一冊。最新情報(GPS測量など)を盛りこみ全面改訂。測量学の基礎から応用までを一冊に網羅。
森 忠次[モリタチュウジ]
田村正行[タムラマサユキ]
内容説明
本書は、旧版の『改訂版測量学1基礎編』(2001年)に基づいて、適宜『同2応用編』(2002年)の内容を取り入れ、大学や高等専門学校などにおいて1学期(半年間)で測量学の基礎を習得できるように編集・改訂したものである。測量法改正やGNSS衛星測位技術の進歩と普及、東日本大震災といった重要な出来事に対応して記述を更新するとともに、古くなった機器や方法の説明は省略あるいは簡略化した。また、測量作業や用語の説明に当たっては、最新の「公共測量作業規程の準則」に則るように努め、観測方法や調整計算などの説明においては、基本的事項に重点をおき可能な限り理論的根拠を示すようにした。長年にわたり編纂され続けてきた測量学教科書の最新版。
目次
第1章 測量学の内容と測量体系
第2章 誤差論および最小二乗法
第3章 距離測量の器械と測量方法
第4章 水準測量の器械と測量方法
第5章 角測量の器械と測量方法
第6章 多角測量
第7章 三角測量および三辺測量
第8章 GNSS測量
第9章 平板測量と地形測量
第10章 写真測量
著者等紹介
森忠次[モリチュウジ]
京都大学工学部土木工学科卒業(1952)。京都大学工学部助教授(1956)。岡山大学工学部教授(1974)。福山大学工学部教授(1994)。岡山大学名誉教授(1994)。工学博士
田村正行[タムラマサユキ]
東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修士課程修了(1976)。国立環境研究所上席研究官(2001)。京都大学大学院工学研究科教授(2004)。京都大学名誉教授(2016)。工学博士
須崎純一[スサキジュンイチ]
東京大学大学院工学系研究科社会基盤工学専攻博士課程修了(2000)。東京情報大学総合情報学部講師(2001)。東京大学生産技術研究所講師(2004)。京都大学大学院工学研究科社会基盤工学専攻准教授(2007)。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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