出版社内容情報
第1版刊行から10年。医療倫理を巡る情勢の激変に伴い全面改訂。また未曾有の大震災の経験から、危機管理に関する内容を加筆。
内容説明
初版刊行から10年が経ち、医療倫理を巡る情勢の激変に伴い全面改訂。とりわけ「終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン」等、終末期医療ガイドラインの整備や、ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する三省指針改正、臓器の移植に関する法律の改正等、最新の状況を反映した内容に改めた。また未曾有の大震災の経験から、危機管理に関する内容を加え、医療現場スタッフの便も図った。
目次
第1章 患者の権利、医師の裁量、臨床倫理の原則、チーム医療、医療安全
第2章 告知、インフォームドコンセント
第3章 医療情報開示、個人情報保護
第4章 臨床試験、GCP、利益相反
第5章 遺伝子診断、遺伝子治療、遺伝カウンセリング、分子標的治療
第6章 クローン技術、幹細胞研究、再生医療、生殖補助医療、エンハンスメント
第7章 脳死、臓器移植
第8章 緩和ケア、QOL
第9章 終末期医療、安楽死、尊厳死、自殺幇助、生命維持治療の不開始・中止
第10章 平時と大災害の医療
著者等紹介
伊藤道哉[イトウミチヤ]
東北大学大学院医学系研究科(医療管理学分野)講師。東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。わが国の「医療倫理学」分野で、目覚ましい活躍が期待される研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。