内容説明
幼いあのころを思えば、胸によみがえるあの歌、この歌。四季それぞれの遊びや生活のなかに息づくわらべ歌の世界。
目次
凧あげ
ひとめふため
いちじく人参
七草なずな
どんど（左義長）
子どもは風の子
大さむ小さむ
坊さん坊さん
坊さんがへをこいた
もぐら打ち〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
26
京都に伝わるわらべうたの集成。発行から１８年。今、伝承のわらべうたは、どれほど子どもたちの世界に残っているのだろう。著者の高橋さんに歌を伝えてくれたお年寄りも、もうおられないから、これはまさに貴重な記録だ。かつて存在した人づきあいの共同体も、どんどん形骸化していく世の中。むしろ、よくここまで続いてくれたと言うべきか。私が知っているのは、かろうじて「丸竹夷」だけである。2016/10/24
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