出版社内容情報
理論パズルを通じて記号論理学を解説。パズルを解き進めることで記号論理学の本筋に進めるスマリヤン独特の手法。
目次
第1部 一般化のすすめ(正直者と嘘つきの論理学;男性か女性か;沈黙する騎士と悪漢;マトモかイカれているか;二重の厄介さ;統一原理)
第2部 記号化のすすめ(命題論理入門;正直者と嘘つきの命題論理;日がわり嘘つき;論理結合子と日がわり嘘つき;タブロー法;「すべて」と「少なくとも一つ」;第1階述語論理入門)
著者等紹介
高橋昌一郎[タカハシショウイチロウ]
ウエスタンミシガン大学数学科および哲学科卒業後、ミシガン大学大学院哲学研究科修士課程修了。現在は國學院大學教授。専門は論理学・哲学
川辺治之[カワベハルユキ]
東京大学理学部数学科卒業。現在、日本ユニシス株式会社上席研究員。入社以来、主にプログラミング言語およびミドルウェアの企画・設計・開発に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りょうへい
2
最後まではまだ理解できていないが、記録として。 記号論理学は非常に物事の理解に役立ちそうだ。少なくとも、論理的に考える点において、記号に置き換え、それを変化させることで難しい事柄を理解しうる点が役に立ちそうだ。2018/04/18
ねごろ
0
捻りが利いた論理パズルで読者をさんざん悩ませた後で、それらを一網打尽にする命題論理の威力を見せつけ、1階述語論理へと橋渡しをする。非常にエキサイティングな教科書であり、それは論理学という題材の面白さの面白さと著者の優れた筆力との両方によって成り立っているものだろう。2016/10/10
yoshi1987
0
面白い論理パズルから始まって、記号化に持っていくのは流石。他にはない本のスタイルではないかと思う。2015/07/27
ほにょこ
0
★★★★安定した面白さの論理パズル。 命題の記号化も興味深い。 続巻「数理論理学」も読みたいのですが、まだ出版されていないのでしょうか?2014/01/02
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