出版社内容情報
シュレーディンガー方程式を直観的に理解することに注力し、その直観が量子力学の基本原理とどのように対応しているのかを解説。
内容説明
シュレーディンガー方程式を初めて学ぶ人、シュレーディンガー方程式を勉強したことがあるけれど、わかったようなわからないようなと自信がもてない人に贈る、シュレーディンガー方程式の解説書。シュレーディンガー方程式が量子力学の基本原理とどのような関係にあるのかをていねいに解説。シュレーディンガー方程式が生まれる背景を詳しく説明することにより、量子力学的な直観を養う。後半では、典型的な課題を解くことにより、シュレーディンガー方程式を使いこなせるようになる。
目次
1 量子力学はなぜ起こったか?
2 量子論のはじまり
3 シュレーディンガー方程式と波動関数、および基本概念との関係
4 物理量から生まれた演算子とその交換関係
5 発見者にならってシュレーディンガー方程式を導く
6 シュレーディンガー方程式を使って問題を解く
7 シュレーディンガー方程式を解くための基礎知識
8 知っておきたい話題
著者等紹介
岸野正剛[キシノセイゴウ]
昭和37年大阪大学工学部精密工学科卒業、株式会社日立製作所入社。昭和47年東京大学工学博士。昭和62年姫路工業大学工学部電子工学科教授。平成16年~平成22年福井工業大学工学部電気電子情報工学科教授。平成16年姫路工業大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tachibana
2
そこを丁寧に説明してそこはざっくり飛ばすの? という気持ちになった。2018/04/28
wang
2
「直感」ということで数式はあまり使わないのかと思えば、数式をふんだんに使う。しかし細かな間違いや間を飛ばす部分もありある程度シュレディンガー方程式(微分方程式)を使い慣れていないと読みこなせない。数式を使って単純な例や有名な例を扱っているが、直感的に読み解いているとはとても思えない。分かっている人にはコンパクトにまとまっていていいのかもしれないがわからっていない人には適しているとは思えない。2013/02/24
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