出版社内容情報
機械工学系の学生が専門課程に進んだ際に役立つように、力学と電気の物理を中心に構成。例題や演習問題は誰でも解けるように工夫。
内容説明
機械系学科の学生に最適な教科書。力学、電気の基礎が分かり、自信がつく。問題が解けるようになり物理が苦手でなくなる。高校で物理につまずいたことのある学生、物理を選択しなかった学生にうってつけの教科書。
目次
1 原子、分子と機械工学
2 力学の基礎物理
3 熱と熱エネルギー
4 物質の基本構造と材料
5 波と音、および光の物理
6 流体と流体の力学の基礎
7 電気現象の基礎物理
8 量子論の基礎および原子の物理
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンセット
2
高校の復習から入ってざっくり物理を概観するような本をたまに読みたくなるけど、工科系の本は数式がほどほどな割に、身近な技術の説明が多かったりして重宝する。機械工学の導入として原子(ナノテクや結晶)の話から入ったり、微分の定義から復習しつつ積分でエネルギーを計算したり、知ってて損が無いことは書いてあるかなという印象。流体や論理回路の説明もあるし、テイラー展開や行列式の計算も書かれてて親切。でもやっぱ、新書よりは詳しいという程度なので、個人的にはページ数を倍くらいにして、もっと内容を増やしてほしかった。2021/04/03
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