内容説明
「デザインサイエンス」―それはプロダクトデザイン、都市・建築デザインといった今日まで細分化されている各デザインの枠を超え、デザインという人間の創造的行為を理論的に説明する新たな科学ある。本書では、この科学が導く新たなデザインの方向性と未来創造に向けた“六つ”の視点を図解するとともに、その視点を適用したデザイン作品や最先端のデザイン研究の事例を多数紹介。これからのデザイン発想のあり方が具体的に理解できる待望された書。
目次
第1部 文脈(デザインの文脈をたどる;デザインを統合する;デザインを生命に学ぶ;『デザイン塾』、その理念から創験まで)
第2部 創験(デザインの統合化に向けて;デザインの生命化に向けて)
著者等紹介
松岡由幸[マツオカヨシユキ]
1955年山口県生まれ。デザイン理論&方法論、設計工学、プロダクトデザイン、製品開発システム論、人間工学。慶應義塾大学大学院理工学研究科総合デザイン工学専攻教授。21世紀COEプログラム「知能化から生命化へのシステムデザイン」&グローバルCOE「環境共生・安全システムデザインの先導拠点」メンバー。現在、日本デザイン学会理事。日本機械学会フェロー。日本インダストリアルデザイナー協会会員。日本デザイン学会賞、日本機械学会業績賞、国際設計工学科学会議最優秀論文賞や国際感性工学会議優秀論文賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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