脳で食べる―美味と滋味 おいしさの健康学

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621079249
  • NDC分類 498.5
  • Cコード C0077

内容説明

おいしいものを食べつけると「舌が肥える」が、これは舌の機能がよくなるのではなく、さまざまな味が脳に記憶されたことを意味する。おいしさで刺激され発達した脳は、同時に「脳で食べる」機能を発揮し、その結果、健全な心身の維持・成長を保証する。本書では、食の歴史や文化、医学や栄養学などを視野に、「おいしい」をキーワードに何をどのように食べたらよいのか、「食文法」の骨格を提示しつつ、「体と心に通じる胃の道」の案内を試みる。

目次

1 おいしさを求めて(おいしさの系譜;昆布から始まった ほか)
2 おいしさの生理(脳で食べる;おいしさの味)
3 日常茶飯の食卓から(五穀で養う;植物性食品と第七の栄養素 ほか)
4 食べものは心を結ぶ(食べものは心を結ぶ;病める人の食卓から ほか)

著者等紹介

井上勝六[イノウエショウロク]
1941年、山梨県生まれ。現在、南アルプス市在住、クリニックいのうえ院長。「食」に重点をおき、東西医学の長所を活用しつつ日常診療に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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