内容説明
インターネットは生きた文章の表現辞典である!ウェブページの集まりを丸ごと表現辞典とみなし、その引き方を紹介します。Google検索のヒット件数を使い、語句の使用頻度を市場調査していくことによって、ネイティブスピーカーの言語感覚を疑似体験することができます。又、フレーズ指定からイメージ検索、論文、特許検索等まで幅広く解説されています。翻訳者、執筆・編集・校正をされている方、英語を教えられている方から研究開発に取り組まれている方など、英語を日常使う方々に最適。
目次
第1部 基礎編(この表現辞典の使い方;表現辞典として使うために;ちょっとひとこと)
第2部 応用編(検索事例の紹介)(英語検索;日本語検索;翻訳事例)
著者等紹介
安藤進[アンドウススム]
1947年生まれ、上智大学外国語学部出身。1982年、富士通研究所で機械翻訳システムの研究開発に参加。1985年、富士通の関連会社で英文マニュアルの翻訳に従事。1989年、翻訳会社で翻訳部部長、言語研究所参事を歴任。1993年、フリーの翻訳者、著述家、非常勤講師として独立。青山学院大学理工学部機械工学科、青山学院大学大学院理工学研究科、多摩美術大学美術学部情報デザイン学科(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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クァヴィオン
1
少し古いのがあれだが、なかなか面白かった。2012/10/01
さつき
1
一歩進んだGoogle検索の方法。といっても実はGoogleのサイトにも書かれている方法なのだが...、それをいかに駆使するかのヒントになる。ただ、何カ所か誤植なのか、校正ミスなのか、原文ミスなのかというところがあり、あれ?と思ったりもしたのだが...2011/05/06
Танечка (たーにゃ)
0
紹介しているGoogle検索手法としては他の本とあまり変わるところはない印象。しかし、実際に検索結果を見てその妥当性を判断していく過程が紹介されており、安易に最初の検索結果に飛びつかないでさまざまな訳語の可能性を考える大切さがよく伝わってくる。翻訳の際にはちょっと検索どころか紹介されている実例のごとくしっかり検索しないといけない…2013/09/07