レーザ加工の基礎工学―理論からシミュレーションまで

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  • サイズ A5判/ページ数 448p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784621078228
  • NDC分類 549.95
  • Cコード C3055

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内容説明

レーザ加工は、波長・エネルギー密度・関与時間や、光と材料との相互作用により複雑な加工現象を伴う。高出力産業用レーザによる加工技術の開発が進む一方で、その加工現象の解明はこれまであまり重視されてこなかった。複雑な物理学的・化学的現象をもたらすレーザ加工を科学的に理解するには、量子エレクトロニクス・光学・流体力学・熱力学など、分野横断的に検証を行う必要がある。本書は、理論展開とコンピュータによるシミュレーション手法を用い、これまで説明が十分でなかったレーザ加工現象を理論的に解説した初めての書である。また、得られた計算結果に対しては、裏づけ実験を試みている。主要な加工法で検証を行い、レーザ加工の理論体系をまとめた一冊。レーザ加工の工学的な理解を深めたい研究者・技術者は必読である。

目次

基礎編 加工の基礎事項(レーザ発振;加工用レーザ;レーザ加工の光学;レーザと物質の相互作用;加工の予備知識 ほか)
応用編 レーザ加工各論(レーザ穴あけ加工;レーザ切断加工;レーザ溶接加工;レーザ表面処理加工;レーザによる微細加工 ほか)

著者等紹介

新井武二[アライタケジ]
中央大学研究開発機構教授。1945年生まれ。東京教育大学(現筑波大学)大学院修士課程修了、中央大学大学院博士課程(単位修得)満了。同理工学部専任講師、ファナック基礎技術研究所主任研究員、アマダレーザー応用技術研究所長を経て現職。その間、電子技術総合研究所(流動研究員)、産業技術総合研究所(客員研究員)を歴任。2007年1月現在、レーザ協会会長を務める。工学博士、農学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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