内容説明
21世紀最大の課題といわれている地球温暖化問題について、日本の科学者はどのような研究を行いどのような成果と国際的貢献を行ってきたのか。本書は、「地球はどうなっているのか?」という素朴な疑問に果敢に立ち向かい、人類がこの地球に住み続けるには何が必要かを真剣に考える科学者たちの活躍とその成果を俯瞰的に理解できる一冊である。
目次
1 世界と日本における地球温暖化研究の現状
2 地球温暖化にかかわる地球観測
3 気候変動のプロセス研究
4 地球環境のモデリングと将来予測
5 地球温暖化の影響・リスク評価
6 地球温暖化の抑制・適応政策
7 わが国の気候変動研究における今後の課題と展望
著者等紹介
小池勲夫[コイケイサオ]
東京大学海洋研究所教授。専門分野は海洋の炭素、窒素の循環メカニズム(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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