内容説明
家庭や街には合成音が溢れ、また、音声認識・自動通訳の研究も進み、声から話者の推定などが、メディアをにぎわすこともある―本書では、卑近な具体的事例を取り上げながら、声がヒトの産物として作られる原理、さらには声の性質や声に関わる種々の技術を平易に解説する。どこからでも、興味あるところから自由に拾い読みできる「声(音声)」にまつわる研究と雑学的知識の集大成。
目次
大声コンテストで勝つ方法
選挙に向いた名前とは?
ヤッホーの由来は何だろう
カラオケ採点機で高得点をあげる法
エコーがあると歌が上手になるような気がするのはなぜ?
身体の特徴と声は関係あるの?
年齢と声の関係は?
大男の声は低い?
声からその人の身長、体重がわかる?
音声はどうすれば合成できるのか?〔ほか〕
著者等紹介
鈴木誠史[スズキジョウジ]
(独)情報通信研究機構本庄情報通信研究開発支援センター長。東京工業大学卒。郵政省通信総合研究所長、埼玉大学教授、日本工業大学教授を経て現職。1932年生れ。(株)エイ・ジー・アイ顧問を兼務。専門は、音声情報処理、通信システム。音声情報処理の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 奈良仏教と行基伝承の展開