出版社内容情報
子供たちに、働くあなたの背中をみせていますか?
グローバル企業の経営者が体験した「仕事」「経営」「教育」を中学生に語る!新しい日本づくり ひとづくりの本。
「働く親の背中を見せる」といいますが、働く親の姿を見せることが、働くことの意味・喜びを子供に教える上で最も有効です。日本アイ・ビー・エムの会長である北城恪太郎さんは、経済同友会代表幹事を兼務し、多忙な身ですが、この3年で30校ほど中学校を訪問し、自らの仕事の体験を通して、働くことの喜び、厳しさ、さらに経営者としての仕事を中学生に語ってきました。本書はこうした北城さんの思いが一冊になった本です。
〔著者略歴〕
北城恪太郎 (きたしろ かくたろう)
●日本IBM会長 ●経済同友会代表幹事
1944年生れ。1967年3月、慶応義塾大学工学部卒業。1972年、カリフォルニア大学大学院(バークレー校)修士課程修了。1967年、日本アイ・ビー・エム(株)入社。システムエンジニアとして電力会社などのシステム構築を手がける。1984年、社長補佐。1986年1月、事業推進統括本部長。同年3月、取締役。1993年、代表取締役社長。1999年11月、アジア19ヶ国を統括するIBMアジア・パシフィックプレジデントに就任。同年12月、代表取締役会長。2003年、経済同友会代表幹事に就任。
内容説明
人生の多くの時間は仕事についやされます。楽しみ、喜びを見出せる仕事に出会えれば、実りある人生を過ごせる可能性は非常に高いでしょう。この本では、著者が中学校で子供たちに語りかけてきた、仕事というものがどういうことなのか、会社を経営するとはどういうことなのか、これからの会社や教育はどうあるべきなのか、そしてそのなかでどう生きていくべきなのかを紹介します。
目次
第1章 仕事とはどういうことなのか(自分のつくったものが役に立つ喜びを知る;社会人と学生はプロとアマチュア ほか)
第2章 経営とは何をすることなのか(会長補佐の仕事で経営者の視点を学ぶ;上に立つことはつねに下に気を配ること ほか)
第3章 これからの会社はどうあるべきか(グローバルな世界で日本企業が生き残るために;日本企業を強くしたのは移り気で厳しいお客様 ほか)
第4章 これからの教育はどうあるべきか(経済界の変化が教育に伝わらない;多くの企業の採用試験では学歴や成績は問われない ほか)
第5章 これからの君たちはどう生きるべきか(人との出会いで「きっかけ」を掴む:学ぶ「きっかけ」を掴んで手段はいろいろと試す ほか)
著者等紹介
北城恪太郎[キタシロカクタロウ]
日本IBM会長、経済同友会代表幹事。1944年生れ。1967年3月、慶応義塾大学工学部卒業。1972年、カリフォルニア大学大学院(バークレー校)修士課程修了。1967年、日本アイ・ビー・エム(株)入社。システムエンジニアとして電力会社などのシステム構築を手がける。1984年、社長補佐、1986年1月、事業推進統括本部長、同年3月、取締役、1993年、代表取締役社長。1999年11月、アジア19ケ国を統括するIBMアジア・パシフィックプレジデントに就任。2003年、経済同友会代表幹事に就任。経済同友会の教育委員会委員長時代から、中学生に仕事を教えようとの趣旨から、自ら学校を回り、自らの言葉で「仕事」を中学生に語りかけている
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