目次
第1章 活動的火山の研究とは(日本はなぜ火山国か?;産総研における火山研究)
第2章 有珠火山―規則正しい噴火活動とそのメカニズム(二〇〇〇年噴火と歴史時代の噴火―過去の噴火事例に学ぶ;実験岩石学が明らかにする有珠火山マグマ供給系 ほか)
第3章 三宅島火山(陥没カルデラ(その後の山頂噴火)と割れ目噴火
マグマ活動モデル ほか)
第4章 進化する富士火山(こんな富士山に挑戦;富士山の形成史 ほか)
第5章 雲仙科学掘削:活火山の解剖(一九九〇~九五年噴火と火山地質図;雲仙科学掘削の意義 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hsg
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産総研の火山研究者らによる研究紹介をまとめた内容.有珠山と三宅島の噴火について,また富士山における火山活動モニタリングの状況,更に雲仙岳噴火時の観測・分析とその後の掘削計画の推移について書かれている.完全な学術論文ではなく一般向けの書籍ということで,比較的平易な表現がされているが,基礎的な(高校程度)地球科学や物理・化学の知識は必要かと思われる. 火山活動予測・研究において何が分かっていて,何が分かっていないかということを知るには良い書籍.2016/06/28
naka_jun0
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火山噴火及び、有珠や三宅島、富士、雲仙などといった2000年頃の火山噴火史を知れる。 それと同時にマグマ混合や火山ガス、火砕流などについて学べる良い本であった。2020/11/23
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